🚀 超簡単サーバー作成シミュレーター

サーバー名を設定する

あなたのサーバーに、覚えやすく、かつ用途がわかるような名前をつけましょう。例えば、個人利用なら「MyHomeServer」、チーム用なら「ProjectXFileShare」など、自由に設定できます。この名前は、アプリ内でサーバーを識別するために使われます。

ポート番号を選択する

ポート番号は、インターネット上の住所（IPアドレス）における「部屋番号」のようなものです。サーバーがどの「入り口」でデータを受け取るかを指定します。一般的に以下の番号がよく使われますが、ご自身の環境や用途に合わせて自由に設定してください（1024〜65535の範囲推奨）。

• 20番/21番: FTP（ファイル転送プロトコル）
• 80番: HTTP（一般的なWebサイト、暗号化なし）
• 443番: HTTPS（暗号化されたWebサイト、SSL/TLS使用）
• 3000番: Web開発で非常によく使われるポート（例: Node.js, React開発サーバー）
• 8000番/8080番: 他のWebサーバーやテスト用サーバーでよく使われる
• 27017番: MongoDBなどのデータベースで使われることも

ポイント: ローカル環境でのテストでは、他のアプリケーションと競合しない限り、どの番号でも問題ありません。ただし、1023番以下のポート（ウェルノウンポート）は特定のサービスに予約されていることが多く、使用には管理者権限が必要な場合があります。

サーバータイプを選択する

サーバーの主な用途を決定します。このシミュレーターでは、以下の3つのタイプを用意しました。

• 🌐 HTTP Webサーバー:

  ウェブサイトのコンテンツ（HTML, CSS, JavaScript, 画像など）を配信するサーバーです。インターネットブラウザからのリクエストに応じてWebページを表示します。シンプルなWebサイトのホスティングを体験できます。

• 📂 ファイル共有サーバー:

  ファイルをアップロードし、他のクライアントと共有するためのサーバーです。家庭内の写真共有や、小規模なグループでのドキュメント共有などに使われるイメージです。アップロードされたファイルはシミュレーター内で管理されます。

• ⚙️ APIデータサーバー:

  アプリケーション間でデータをやり取りするための「API（Application Programming Interface）」を提供するサーバーです。スマートフォンのアプリが天気予報データや地図情報を取得する際などに利用されます。ここではデータの「受け渡し」の仕組みを簡略的に体験できます。

サーバーを開始・停止する

「サーバーを開始」ボタンをクリックすると、上記で設定した内容で仮想サーバーが立ち上がります。サーバーが起動すると、アクセスするためのURL（例: http://localhost:3000）が表示されます。

サーバーの稼働状況や、シミュレーション上の接続数、稼働時間も確認できます。「サーバーを停止」ボタンでいつでも停止可能です。